拼多多(pinduoduo)の ビジネスモデルから見る中国ソーシャルEC 

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拼多多(pinduoduo)の ビジネスモデルから見る中国ソーシャルEC 

近年、中国の大手各社が戦っているECの「戦場」で、「ブラックホース」と言われるプラットフォームが現れ、注目されるようになりました。
その名は拼多多(pinduoduo)です。

中国のECにおける「ダークホース」と呼ばれるプラット

拼多多(pinduoduo)がなぜ注目される

拼多多(pinduoduo)は2015年に誕生し、2018年拼多多(pinduoduo)がアメリカのNASDAQ(ナスダック)で上場し、時価総額約300億ドルと推定されております。2年3ヵ月間を経た2018年の初頭、プラットフォームの取引金額がすでに千億を超えました。その数字を達成するため、タオバオ、京東(JD)のような中国大手ECモールはそれぞれ5年、10年の時間をかけてきました。成長スピードの著しさがわかります。

拼多多(pinduoduo)の仕組み

拼多多(pinduoduo)は一言でいえば、B2CのソーシャルECプラットフォームです。「拼(PIN)」は中国語で「共同購入」という意味で、プラットフォームの名前通り、ユーザーが友人、家族に共同購入を誘うことで、より低い金額で商品を購入できるシステムとなっております。
また、そういったソーシャルの概念が拼多多(pinduoduo)のあらゆる方面に浸透し、独自のEC仕組みまで成長してきております。従来のECモールはいずれも流入増加の課題に直面しておりましたが、拼多多(pinduoduo)でソーシャルECの要素を入れているため、継続的なトラフィックが獲得できることが特徴になっております。

拼多多(pinduoduo)がアメリカのNASDAQ(ナスダック)で上場

 

拼多多(pinduoduo)のユーザー属性

今年3月時点、拼多多(pinduoduo)のアクティブユーザーが4.4億人と発表されました。
deepinsightappのデータによると、拼多多(pinduoduo)のユーザーには下記分布特徴があります。

拼多多(pinduoduo)ユーザーの年齢分布

拼多多(pinduoduo)ユーザーの年齢属性

他のECと同じく、25-35歳のコア消費者が主流となっております。

拼多多(pinduoduo)ユーザーの地域分布

拼多多(pinduoduo)ユーザーの地域分布

拼多多(pinduoduo)の本部が上海にあり、上海及び東沿岸部のマーケティングがよりされていると考えられます。

拼多多(pinduoduo)ユーザーの性別分布

買物する時に比較しがちな女性がやはり多い傾向にみられます。

拼多多(pinduoduo)の成長から見る中国のEC市場

実は拼多多(pinduoduo)の勢いの背後には、中国ECの全体変化も反映されていると思われます。

市場背景

OPPO、vivo、小米をはじめ、中国国産のスマートフォンの市場の増加とともに、三、四級レベルの都市にもスマートフォンを浸透できているようになっております。実は一、二級の大都市より、それら都市のユーザー数の増加、EC購買力がより見込まれる時代にもなってきております。

ビジネスモデル

拼多多(pinduoduo)のビジネスモデルは最初、ただのプロモーション手段だったが、拼多多(pinduoduo)の運営により、徐々にビジネスモデルとして成長してきました。
ユーザーの購入心理として下記見られます。
良い商品を安く買いたい→安く買える方法がある→シェアに参加する
●拼多多(pinduoduo)が多くのユーザーを参加させることに成功しているといわれていますが、ただ参加するためにはユーザーがアクションしないと思われます。参加させる理由が必要です。
●また、商品を安く買いたいのがユーザーの購入ニーズですが、安い商品を買いたいわけではなく、お得で商品を買いたいはずです。拼多多(pinduoduo)がその理由を付けました:シェアしたら、安く買えますよ。
そして皆さん参加してお得で商品を買います。

それでシェアによる更に拡散され、参加されるユーザーが増えつつ、プラットフォームへの流入が多くなります。

WeChatプラットフォームの活用したソーシャルEC

実はソーシャルECに着目して、様々なプラットフォームができております。例えば、「商品紹介記事+ソーシャル購入」モデルのRED、微店等WeChat(ウィーチャット)に依存しているECモールがあります(詳細は「Wechat(ウィーチャット)ミニプログラムのEC活用」記事をご参照ください。)
WeChat(ウィーチャット)が中国モバイルトラフィックの50%以上をしめており、多くのユーザーがおります。WeChat(ウィーチャット)のトラフィック、決済機能、プロモーション機能を活用することで、成長を加速させました。

勿論、人気のある一方、拼多多(pinduoduo)はその商品の質等で課題も潜めておりますが、中国のECの一つの趨勢として研究する価値がありますでしょう。


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sai

日本語同時通訳専攻の在日中国人マーケター。 日本語・中国語言語能力を活かし、インバウンド事業を4年間携わってきており、約100社企業様にインバウンドプロモーションのプランニング支援。

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