WeChat

中国のWeChatがすごい!WeChatの使い方徹底解説

中国のSNSメディア、WeChat(ウィチャット)は耳にしたことがあるでしょうか。普段、日本においてはLINEを利用することが一般的ですが、中国においてはLINEを利用することができず、Wechatをコミュニケーションツールとして利用をしています。中国の「LINE」というイメージを付けている方もいらっしゃると存じますが、LINEと同じ使い方でしょうか?

中国では、WeChatは「LINE」以上に活用されています。

一体、WeChatはどのような機能があるか?中国ではどういう風に活用されていますでしょうか。
本文は基礎からWeChatを徹底的にご説明したいと思います。

一、WeChatの基本

◎WeChatの概要

WeChat(微信)は中国のインターネット大手テンセント社が2011年1月21日にリリースしたインスタントメッセンジャーです。ユーザはボイス、ビデオ、画像、文字等の形式で友達と交流できる完全無料な媒体です。現在では支払、ゲーム、公式アカウント等幅広い機能に展開し、大勢の中国人に利用されています。

◎WeChatの最新データ❊

月間アクティブユーザ:8.89億人
月間アクティブユーザ伸び率:28%(2015年比)
50%のユーザの日間使用時間:90分
大晦日の日、WeChat「紅包」(お年玉機能)件数:140億(76%増)
WeChatPay月間アクティブユーザ及び取引件数:6億超

WeChat中国ネットユーザ月間使用時間の一番多いアプリでもあり顧客粘着度が高いことが特徴です。
❊データは「テンセント社2016年年度財務報告書」より

二、WeChatの成長

テンセント社は元々中国最大SNSを有するカンパニーです。Bloomberg社のニュースによると、2017年4月テンセント・ホールディングス(騰訊)が株式時価総額で米ウェルズ・ファーゴを抜き、アップルやアルファベットをはじめとする世界の上場企業時価総額ランキング上位10社に仲間入りした。テンセントの株価は4月5日時点の香港市場で1.6%上昇し、時価総額は2790億米ドル(約30兆8100億円)でした。
WeChatがリリースされた前、QQというサービスも出してあり、中国SNS市場の大きなシェアを占めていました。2010年頃、ネットユーザがPCからモバイル移転することを背景に、テンセント社内でWeChatを開発するグループを作りました。2012年3月29日、WeChatのユーザ数が1億人を突破しましたが、WeChatリリースしてから僅か433日間でした。

こんなに迅速的に実績を作れたのが下記要因が考えられます。
1.携帯番号でアカウント開設
モバイルに移転するトレンドに合わせ、ニーズのあるサービスを提供していました。
2.ボイスメッセージの活用
電話の代わりに、ボイスや通話を利用することでユーザを獲得していました。
3.QQとの連携
QQの友達をWeChatにも追加できることで初期ユーザを積み重ねてきました。

WeChatは最初大都市のサラリーマンの間に広まり、ユーザを獲得した上、SNSに力を入れ、シェイクや近くにいる人、WeChatPay、公式アカウント、ゲーム、ミニアプリ等幅広いサービスを追加しました。
結果として、生活のあらゆる面をカバーできるようなサービスに成長してきました。

三、WeChatの主要機能
◎WeChat機能:通話・メッセージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・LINEと大きな区別はボイスをよく使うことです。音声を聞くのが不便な場合はボイスを文字に変換する機能もあります。
・「1対1のプライベートメッセージ」の他、「多対多のウォール」もよく使われています。

今、中国人が名刺交換の代わりに、WeChat IDを交換するなどビジネスの場面でも良く使われます。
【豆知識】WeChat友達の上限が5000人です。

◎WeChat機能:タイムライン投稿

・WeChatのタイムラインは中国語で「朋友圈(友達圏)」といいます、友達しか見れないクローズドな環境です。
・WeChatの信頼性の高い特徴を利用し、「タイムライン」にて商品を宣伝して販売する「微商」(WeChatビジネス)も増えてきています。

◎WeChat機能:公式アカウント

・メルマガのような形にユーザー向けに情報を発信できます。
・企業アカウントや自媒体として活用されています。

❊詳細は次回レポートでご紹介させていただきます。

◎WeChat機能:SNS機能拡大(シェイク・近くの人)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

上記の機能により、社交性を強めています。

◎WeChat機能:電子マネー

 

 

 

 

 

 

 

 

・【紅包】:「お年玉」「ラッキーマネー」のことです。中国人の社交習慣に合わせて開発したオリジナルな機能です。春節等中国の祝日の際に利用されます。最近ではグループ内ゲームとして祝日を問わず利用するユーザも増えてきています。
・【WeChatPay】:中国では屋台まで導入されていることもある決済手段です。その活用の詳細は先日の記事「『決済+会員化』:インバウンド決済の動き!~7月3日WeChat Pay海外発表会レポート~」をご参照ください。
・【その他】:WeChatは外部サービスと提携し、モバイルEC・タクシー配車・公共料金支払い、チケット購入等様々な場面に利用できるようなりました。本当にお財布持たなくても困らない程度です。

【豆知識】WeixinとWeChatの区別


前文では混乱させることを防ぎ、一概「WeChat」と記載していましたが、実は「Weixin」と「WeChat」と違いがございます。
一言いえば、中国大陸版を微信(Weixin)と呼び、国際版をWeChatと呼びます。
つまり、中国国外(たとえば日本)のApp storeやGoole Playアカウントでダウンロードしているのが国際版の「WeChat」です。逆に、中国国内のApp StoreやGoogle Playアカウントでダウンロードしているのが中国大陸版の「Weixin」です。

公式アカウントも双方に分かれています。

機能的な区別といえば、大きなのが二つがございます。
1.中国大陸版のWexinユーザは国際版のWeChat公式カウントのコンテンツを見れません。
2.WeixinよりWeChatユーザは一部機能(クーポン券等)を利用できません。

上記、WeChatの基本について簡単にまとめました。こんなに活用されているメディアは勿論ビジネス上にも多岐に渡って活用できます。
次回は企業様の良く活用される「WeChat公式アカウント」についてご紹介させていただきます。

【関連記事】

中国向けPRに必須!Wechat公式アカウントの種類や取得方法を公開

担当者が知っておくべきWechat広告の基礎と種類

 

 


これから中国展開をお考えの企業様向け。効果を全て見える化!中国マーケティングスタートアッププラン!!

中国向けにマーケティングをこれから始める企業様向けパッケージ!これまで当社にて数年にわたり中国マーケティングを研究。メーカー・小売・旅行会社など様々な分野において実績あり。中国マーケティングに最低限必要な百度での集客・中国用LP・サーバー・日本語での効果測定レポートを一括提供。自社商品のニーズ調査・テストマーケティング・準備には最適プラン。プランに加え当社のこれまでの実績を一挙公開。

中国Webマーケティング スタートアッププラン

  資料をダウンロードする

 

 

The following two tabs change content below.
sai

sai

日本語同時通訳専攻の在日中国人マーケター。 日本語・中国語言語能力を活かし、インバウンド事業を4年間携わってきており、約100社企業様にインバウンドプロモーションのプランニング支援。

関連記事

  1. 中国向けプロモーション

    外国人向け低単価で配信できる動画広告

    インバウンドの好調を活かし国内ではあらゆるビジネスが展開しています。様…

  2. 中国向けプロモーション

    中国ライブ配信サイトの海外規制について

    海外から、中国向けライブ配信が出来なくなっています?!中国向けライブ配…

  3. 百度ブランドリンク広告の事例

    中国向けプロモーション

    CTR40%超の百度(バイドゥ)ブランドリンク広告の事例紹介

    中国の最も検索エンジン百度の活用には、皆さんにお馴染みのあるリスティン…

  4. 百度(バイドゥ)データ計測ツール

    中国向けプロモーション

    百度(バイドゥ)ツールで計測できるデータとは?

    Google AnalyticsはGoogleの計測ツールとして、日本…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

Facebookページ

最近の記事

  1. アジアプロモーションで活用されるメディアのまとめ
  1. データバンク

    中国越境ECにおける最新消費動向を知る ~中国Tmall国際2017年年間消費動…
  2. 中国向けプロモーション

    中国ママ・ベビー用品消費者像完全分析!~2017年ママ・ベビー用品消費者調査研究…
  3. データバンク

    中国マーケティング必須用語集~動画編~
  4. GoJapan

    中国インターネット広告の今日~訪日アプリGoJapan(去日本)創業者インタービ…
  5. Hot KeyWord

    【Hot Keyword】香港が中国帰還20周年!20年間で金融危機に2回の危機…
PAGE TOP