以前の記事では、中国におけるWeChat(ウィーチャット)の重要性及びWeChat(ウィーチャット)公式アカウントの活用方法についても紹介しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー――ーーーーーーーーーーーー
参考記事:
WeChat(ウィーチャット)ユーザーは9億人越え ~2017年WeChat(ウィーチャット)データレポート~
Wechat公式アカウントの開設・認証方法を公開!中国向けマーケティングご担当者必見!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー――ーーーーーーーーーーーー
WeChatの活用方法が重要である一方、日々の運営で積み重ねたユーザーデータを含めたデータ自体もWeChat(ウィーチャット)アカウントの運用及び全体事業の改善につながれます。今回の記事ではWeChat(ウィーチャット)公式アカウントの管理画面からどんなユーザーデータを取れるか、WeChatをどのように活用できるかをご紹介いたします。
WeChat(ウィーチャット)のデータ活用について
WeChat(ウィーチャット)は初めてデータ統計機能をだしたのが2013年8月でした。その後機能の改善などを通じ、現在主にWeChatユーザー分析・記事分析・リアクション分析の三つの方面でWeChatデータを収集でき、活用できます。
WeChat(ウィーチャット)公式アカウントのユーザ分析データ
WeChatユーザーの分析について、主にWeChatユーザー数の変化とWeChatユーザー属性の2方面で分析できます。
WeChatユーザー数の変化では具体的に新規ユーザー数、新規ユーザー獲得チャンネル、合計フォロワー数等があります。
・新規ユーザー数
こちらの数字を通じ、いつユーザーの増加が多いかがわかります。また、ユーザーフォローキャンセル数も確認できますため、どの時期でキャンセルが多発しているか、トレンドも見れます。
・新規ユーザー獲得チャンネル
サイト誘導、QRコード露出など新規ユーザーの入り口が多様化しております。そちらの数字から、どのチャンネルからのユーザーが多いかが分かり、それをもとにアカウント拡散に活用できると思われます。
・ユーザー属性
WeChatユーザー属性に関して、具体的にユーザーの性別、言語、地域、端末、機種などの情報がわかります。ユーザーの属性・好みなどにあわせ、コンテンツ内容・デザインの改善ができます。それで、よりユーザーの満足の高いコンテンツが作れ、WeChat(ウィーチャット)公式アカウントの安定成長を図れます。
WeChat(ウィーチャット)公式アカウント投稿データの活用
次はWeChat(ウィーチャット)投稿に関する分析となっております。投稿分析には、PV数、転換率、リンク先へのUV数・PV数、原文転換率、シェア人数・シェア数等があります。それらのデータによって、コンテンツの質やユーザーの行動を分析することができます。
❊転換率=投稿閲覧数/リーチ人数
例えば、閲覧のルートをみれば投稿配信される際、直接フォロワーにリーチ(1次伝播)できているかまたはユーザーのシェア・転送経由でリーチ(2次伝播)できているかは確認できます。
また、各投稿文を閲覧するWeChatユーザーの属性データもありますため、どんなユーザーにどんなコンテンツの反響がよいかは統計できて、今後はターゲットに向け正確的に内容を配信することができるようになります。
WeChat(ウィーチャット)公式アカウントリアクション分析の活用
ユーザーの投稿へのリアクション、メニューの利用状況(クリックしたボタンの内容、ボタンクリック率)、コメント、メッセージ内容などのデータがあります。
特に時刻別のレポートもありますので、ユーザの一日の動向を分析できます。
以上の通り、WeChatの活用にいろいろ有益なデータを収集できると思います。
WeChat運用にご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
sai
最新記事 by sai (全て見る)
- Weibo(ウェイボー)運用サービス|中国版「Twitter」を活用することでより拡散を図る! - 2021年10月18日
- WeChat運用代行サービス|中国マーケティングで欠かせない施策 - 2021年10月7日
- 中国ECキャンペーン新動向ーー2021年818キャンペーンデータ - 2021年8月26日