中国最大級のSNSである「Weibo(ウェイボー)」と「WeChat(ウィ―チャット)」!日本企業が中国へのSNSマーケティングを行うにあたっては必須のサービスとなり、その二つのSNS内にて企業アカウントを登録する日本企業も増えてきております。
今回の記事では中国SNS運用を考える方々に日本人に馴染みのない、中国人がよく利用するWeibo(ウェイボー)という媒体について徹底的に解説致します。
目次
Weibo(ウェイボー)とは?
中国版のTwitterとも言え、不特定多数と交流できるオープンなSNSメディアです。
中国の新浪公司が2009年リリースされ、一世を風靡したミニブログサイトです。Twitterと同じく、気軽に投稿ができ、拡散能力が高いことで、フォロワー数を数万単位で容易に増やすことができ、企業PRのツールとして企業アカウントも活用されています。
また、Weibo(ウェイボー)は下記通りの特徴もあります。
・芸能人、有名人、媒体等公式アカウントを登録して活用する場面が多い
・多様な活用方法でユーザーインタラクションが高い
Weibo(ウェイボー)ユーザーデータまとめ
・月間アクティブユーザー数:2.97億(前年度比より34%増)
・デイリーアクティブユーザー数:1.32億(前年度比32%増)
・男女比:55.5%:44.5%、男性がやや多い
・年齢層:30歳以下がメインになっており、80%以上を占めております。
その中、18-30歳のユーザーが70%を占める
❊11-21歳の年齢層では、女性ユーザーがよりアクティブである一方、
21-33歳の中、男性ユーザーがよりアクティブ的です。
・地域:中レベルの都市のユーザーは約半分を占めている
・頻度:月間15日間以上ログインしているユーザーが51.4%を占め、ユーザーの粘着度が比較的に高い
・デバイス:89%のアクティブユーザーはモバイル経由
❊Weibo2016年のデータより
Weibo(ウェイボー)の投稿コンテンツは?
テキスト、画像・動画・音声等多様な形式で投稿できます。当初は140文字以内という規定がありましたが、現在テキスト文字数の制限がなくなっておりますが、200文字以内の投稿がまだ主流となっております。
・分野:月間PV数100億を超える分野は18個があります。ファッション、旅行、グルメ、エンターテイメント等多岐にわたってレジャー関連内容が多いです。そのほか、経済、教育、アニメ分野も人気です。
・形式:「テキスト+画像」の形式が主流であり、6割を占めております。短い動画の再生数の伸び率が740%もあり、今後のトレンドとも言えます。広東、江蘇、北京の動画視聴ユーザーが一番多いです。また、ライブ配信も2016年以来急成長しており、2016年第三四半期では、2300万件のライブ配信がありました。
Weibo(ウェイボー)活用のキーワード
【フォロー】情報収集
アカウントを「フォロー」すれば、当該アカウントの投稿は自分のタイムラインに現します。
【フォロワー】情報配信
自分のアカウントをフォローしてくれるユーザーであり、自分の投稿した内容を該当ユーザーのタイムラインに反映できます。フォロワーの数もWeibo(ウェイボー)アカウント人気度の指数の一つとも言えます。企業アカウントを含め、有名人、媒体など公式アカウントをオフィシャルサイトとして活用されることも多く見られます。
【話題】#タグ
#タグを作ったり、投稿時に#タグをつけることができます。また#タグをクリックすると、当該#タグのページに入り、当該#タグ関連する記事や、参加人数及び閲読数等が分かります。
【アクション】情報拡散
投稿記事に対し、シェアしたり、コメントしたりするアクションを行うことができます。
Weiboのインタラクション
Weibo機能を活用して、ユーザーに参加していただくイベントを企画することもでき、効果によっては、数億人へのリーチも可能です。下記ではいくつか例をご紹介いたします。
微訪談(Weiboインタービュー)
インタービューのページを設け、テキストにてインタービューを行います。ユーザーはインタービューの内容をリアルタイムで閲覧や直接質問したりすることができます。インタービューの対象者と距離感を縮められ、臨場感を向上させます。
微活动(weiboイベント)
#タグページのように、ユーザーに参加いただくイベントです。
微投票(Weibo投票)
調査、ユーザーアクティブティの向上のため、投票を行い、ユーザーに参加いただくことも可能です。
Weiboアカウントの種類
さて、上記のWeiboの機能を活用してマーケティングを行うには、Weiboアカウントも登録、開設する必要があります。
Weiboカウントには大きく分けると、一般アカウントと認証アカウント、いわゆる公式アカウントがあります。
公式アカウントの中、青いマークと黄色マークの二種類があります。
・青いマークは政府、企業、機関、媒体、サイト等の認証となります。(日本企業が企業公式アカウントを利用するのはこちら)
・黄色マークは個人認証となります。また個人認証には有名人が前提です。
認証にはそれぞれの条件に応じて、資料を提出、審査を受けなければいけません。
また企業公式アカウントの開設・広告・運用や中国人のもっとも使うSNSであるWechatのSNSマーケティングに関わる内容について詳しくご紹介した記事もありますので、ぜひ御社の中国SNS運用のご参考まで!
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ただし、うまく運用できているものは数えるほどしかありません。理由としてはアカウント立ち上げたあと、とりあえず投稿だけはと言った方法で運用しているものが多いことが挙げられます。またここの部分をたった1人で頑張って運用している社員の方も多いのではないでしょうか?
弊社はノウハウを活かした効果的な運営代行サービスをご提供致します。
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引き続きよろしくお願い致します。
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sai
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