中国 民泊市場

訪日インバウンドニュース

中国民泊サイトの比較

訪日旅行者が増えていることを背景に日本宿泊のニーズが増えており、宿泊施設の不足、人口減による空き家問題ができております。一方、日本のホテルは「高い」「狭い」という印象が強い中、旅行者の宿泊形態が変化しつつあります。

訪日外国人民泊市場

欧米から発祥している「Airbnb(エアビーアンドビー)」等の民泊サイトの利用も多くなっており、民泊を運用している方々も増え、「民泊」という新しい宿泊形態に関する法律「住宅宿泊事業法(民泊信報)」が2017年6月9日に成立しました。従来の旅館業法で定めのない新しい営業形態である「住宅宿泊事業」いわゆる「民泊」に関して規定しております。今後法律による市場整頓ができている中、民泊市場のさらなる成長が期待できるでしょう。

訪日旅行者人数が増えている中、宿泊不足が課題

中国の民泊市場

民泊利用者の中、中国人旅行者も多く見られます。それは中国国内でも民泊事業が急速に成長していると見られます。以前の記事でも中国のシェアハウス消費のトレンドをご紹介したように、中国におけるシェアリング宿泊市場が成長しており、プラットフォームのサービス提供者人数が200万人にも達しており、2020年に中国シェアリング市場の取引額が500億元(約8,400億円)にもなる見込みです。i-Researchの調査によると、2016年中国オンライン民泊市場の取引規模が87.8億元(約1,464億円)であり、2017年には125.2億元(約2,100億円)に増える見込みです。民泊サイト途家のデータによると、中国海外民泊利用状況を言えば、海外都市の民泊利用率トップの大阪を始め、東京、京都等日本都市が上位を占める傾向であり、日本が中国海外民泊の大きな市場ともいえます。

中国民泊サイトの比較

中国民泊サイト一覧

本文では中国において、有名な大手民泊サイトをいくつかピックアップ致して内容をまとめてみました。


 

● 途家(トゥージア)

途家(トゥージア)

【リリース時期】2011年12月
【タイプ】B2C+C2C
【概要】中国系最大級の民泊サイトでAirbnb(エアビーアンドビー)の競合相手ともみなされております。現在中国国内345の目的地、海外1,037の目的地まで発展しており、オンライン部屋数が65万を超えております。日本での展開も積極的にしております。
【特徴】ビジネスとして運用する個人や不動産企業も多いため、オフラインでも充実したサポートサービスを提供しており、部屋への評価が高いことが特徴です。

● 小猪短租(Xiaozhu.com)

小猪短租(Xiaozhu.com)

【リリース時期】2012年8月
【タイプ】C2C
【概要】中国中流層向けの民泊サイトです。2017年上半期のデータによると、小猪短租では海外400目的地の部屋が登録され、部屋数は20万も超えております。同時にビジネスツアー、農村部観光、海外観光など新しい旅行形態も開発されております。

【特徴】中国国内の民泊として認知度高いです。サラリーマン、学生、家族旅行等の利用者が多いです。

 

● 木鸟短租(MUNIAO)

【リリース時期】2012年5月
【タイプ】C2C
【概要】中国全国396の都市の30万の部屋を有しており、内モンゴルのテントや北京四合院など特徴のある部屋を多数出しております。

【特徴】非日常の体験をできる民泊が特徴です。

 

上記中国系のサイト以外、当然、Airbnb(エアビーアンドビー)も中国の民泊市場において、大きなシェアを占めております。2016年にAirbnb(エアビーアンドビー)にて海外宿泊を利用する中国人の延べ人数が110%増で、2017年には更に中国語名の「爱彼迎」を出して、全面的に中国市場に進出するようになりました。

それ以外、大手旅行関連のOTAサイト「携程(シートリップ)」、「去哪儿(Qunar)」等にも「民泊」のサービスも出しております。

各民泊特化サイトが融資を受け、大手OTAサイトが民泊サービスを高成長に見えますが、民泊業界の収益規模がはっきり見えないことや、部屋・サービスのクオリティの向上なども問題として挙げられます。今後は引き続状況を把握していく必要があると思われます。

【関連記事】

中国人観光客宿泊の最新動向~中国人海外旅行客シェアハウス消費トレンドレポート~

 


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多様化した訪日中国人旅行者のニーズをつかむため、「いつ」「どのように」意思決定を行うのかという「意思決定のタイミングと場所」を理解することで、適切なアプローチができるのではないかと考え、2017年2月に該当アンケートを実施しました。意思決定タイミング・接触メディアなど一挙に解説しました。中国旅行者のニーズや動向把握のために是非参考にしてください。

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sai

sai

日本語同時通訳専攻の在日中国人マーケター。 日本語・中国語言語能力を活かし、インバウンド事業を4年間携わってきており、約100社企業様にインバウンドプロモーションのプランニング支援。

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