インバウンド市場が好調し、活気あふれてきております。その減少は先週のインバウンド関連ホットニュースにも反映されております。
◎【図解】訪日外国人数、直近12カ月をグラフで比較してみた ―韓国・中国・台湾・香港の部(2017年6月)
トラベルボイス 2017年7月27日
【主要内容】
日本政府観光局(JNTO)発表による訪日外国人数の推計値を東アジア主要4ヵ国/地域(韓国・中国・台湾・香港)でみると、前年比、韓国はもっとも伸び、韓国・中国・香港では6月として過去最高だった。
【コメント】
韓国・中国・台湾・香港4か国/地域の訪日人数はいずれも2016年から引き続き伸びており、アジア各地域のインバウンド市場が好調です。今後、この4か国/地域にむけ、インバウンド集客の重点地域として施策を強める必要があります。また、地域別で見れば、訪日中国人旅行者の増加は鈍化している一方、訪日韓国人旅行者の伸びは最高の63.8%を示しております。その理由として、中国・韓国・日本の三ヵ国の国際環境にあると思われます。インバウンドのような国跨ぎのビジネスは政治関係や金融状況等国際環境にも左右しやすいため、常に情勢を追い柔軟に方向性を調整する必要がございます。
原文はこちら
◎花王の6月中間は売上高、最終益ともに過去最高
産経ニュース 2017年7月27日
【主要内容】
花王が27日発表した2017年6月中間連結決算(国際会計基準)は、最終利益が前年同期比12.9%増の564億円、売上高が2.5%増の7173億円となり、ともに過去最高を更新した。
(図:花王T-Mall公式店舗画面)
【コメント】
「ビオレ」「Merries」等花王のスキンケア用品、ベビ―用品が海外にも知られて、良い口コミを得られているヒット商品とも言えます。直近、訪日外国人旅行者の消費品目が高額品から日用品に移した結果、ドラッグストア等で購入できる花王のような消費財メーカ―が好調になっております。また、インバウンドのみではなく、越境ECを通し、幅広く海外の消費者にリーチできていることも理由と見られます。花王もT-Mall、京東等大手中国越境ECにおいて旗艦店を設けたり、商品を出品したりしているようです。
原文はこちら
◎17年上半期の訪日外国人客が17%増、日本政府が外国人対象に課税か―中国メディア
Record China 2017年7月30日
【主要内容】
日本政府は国内の観光資源保護などの新たな財源として、増加する訪日外国人客を対象に「出国税」を徴収しようとしている。
【コメント】
2020年東京五輪に向け、訪日外国人旅行者が引き続き増加しております。当記事の推算によると、出国税を1人1,000円だとすれば、約240億円の資金が得られるそうです。東京五輪によるインバウンド好調は日本の経済活性化にとって良いチャンスでもあります。観光立国を政策としている日本において、ここ数年はますます多くの産業や企業がインバウンドビジネスに参入していくことと予想されます。
原文はこちら
◎Ctrip、日本の海外旅行市場に本格参入、マーケティング強化
TravelVision 2017年7月30日
【主要内容】
中国大手OTAのCtripは日本人向けに海外旅行の販売を強化する方針で日本市場への本格参入を開始した。
【コメント】
Ctripは中国の航空券・ホテル予約サイトから現在中国最大のOTAサイトまで成長してきております。近年、日本をはじめ、海外旅行市場が伸びている中国旅行市場に恵まれ、海外市場の開拓も進めております。このほど、中国人の海外旅行だけではなく、現地化を進めようとしており、その勢いは強いです。日本の旅行企業も海外展開、現地化をより強めていくことも考えられるかと思います。
原文はこちら
◎宿泊費高騰の京都で少しでも安く、そして快適に泊まる方法とは?
T-SITE 2017年7月30日
【主要内容】
インバウンドの増加にともない、京都の宿泊費も年々高騰している状況。そんな中、特色のあるゲストハウスやカプセルホテル等リーズナブルかつ快適な宿泊が注目。
【コメント】
インバウンド旅行者が年々増加している中、安くて快適にご利用いただくサービスもあれば、富裕層向けのラグジュアリー系のサービスもあります。どちらにしても、「ユーザのニーズ」や「特色」を考えて開発することが重要で、また外国人旅行者から人気を呼びやすいです。
原文はこちら
これから中国展開をお考えの企業様向け。効果を全て見える化!中国マーケティングスタートアッププラン!!
中国向けにマーケティングをこれから始める企業様向けパッケージ!これまで当社にて数年にわたり中国マーケティングを研究。メーカー・小売・旅行会社など様々な分野において実績あり。中国マーケティングに最低限必要な百度での集客・中国用LP・サーバー・日本語での効果測定レポートを一括提供。自社商品のニーズ調査・テストマーケティング・準備には最適プラン。プランに加え当社のこれまでの実績を一挙公開。
sai
最新記事 by sai (全て見る)
- Weibo(ウェイボー)運用サービス|中国版「Twitter」を活用することでより拡散を図る! - 2021年10月18日
- WeChat運用代行サービス|中国マーケティングで欠かせない施策 - 2021年10月7日
- 中国ECキャンペーン新動向ーー2021年818キャンペーンデータ - 2021年8月26日
この記事へのコメントはありません。