中国ではすでに国民的なコミュニケーションツールとして使われている「WeChat(微信)」。
中国国内ではもちろん、海外でも幅広いユーザーに使われています。
しかし先日のニュースでは、米商務省が、9月20日から米国内のサーバーやコンテンツ配信網において、WeChatの配信を止める「配信禁止令」を発表しています。しかし、米カリフォルニア州北部地区の連邦地裁が、執行を一時的に差し止める命令を下したことにより、まだ利用可能な状態です。
さて日本ではWeChatがどういう風になっているでしょう。
日本でWeChat利用なのか
2021年3月現在では、WeChatはまだ利用可能となっています。
またWeChat Payなどの支払いもコンビニや小売店でできるようになっています。
万が一日本で、停止された場合、どのような影響があるのでしょうか。
日本国内でWeChat停止による想定されるの影響
日本は近年インバウンド産業に力を入れており、その中でも中国人観光客の消費に支えられていた産業も多くありました。
現在はコロナウィルスによって訪日旅行客が急減しておりますが、それでも在日中国人ユーザーにとって、WeChatが使えなくなるというのが、財布がなくなると同じの為、消費においてダメージが大きいことが想定されます。
■WeChat停止による企業への影響
現在日本ではWeChatにて公式アカウントを持っており、EC機能として利用している企業が多く存在しています。
WeChat停止となると、中国市場を狙っている企業にとって、打撃はかなり大きいことが想定されます。
日本からWeChatへのアクセスできなくなると、多くのユーザーにとって、情報収集にも制限がかかることになっていきます。
また家族や友人への連絡手段もなくなることから、かなり大変になる状況間違いなし。
すでに多くのユーザーにとって必要不可なツールとなっているWeChat。
世界中で大きな影響をもたらし、人々の生活に根付いている為、中国へのプロモーションなどを攻略するには、まずは活用していくべきであろう。
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chen
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