直近コロナウイルスの影響で、日本におけるインバウンド消費が大幅に減少しています。
日本企業は外需を獲得すべく、中国の越境ECに注目している状況です。
しかし、中国のモール展開には多額の運営コストがかかる上、売り場構築、決済、物流、集客など複合的な要素の検討をする必要がある為、準備段階から膨大な工数がかかり実施のハードルが高いと感じている企業も少なくともありません。金額・工数面から多くの企業が苦戦を強いられています。
そのような課題を解決するために、自社展開における、売り場構築・物流・決済・CS・プロモーションまで、一気通貫で中国越境EC展開をサポートできるサービス「Weコマース」を開始いたしました。
Weコマースサービス概要
「Weコマース」では、WeChatミニプログラムを使って、自社越境ECの構築およびバイヤーへの卸しを実施いたします。
越境ECに関わる、売り場構築・物流・決済・CS・プロモーションを一貫して提供します。
・売り場構築(WeChatミニプログラム制作)
・物流(行郵通関、越境EC通関)
・決済(WeChatPayment)
・CS(WeChat企業アカウント取得、運営代行)
・プロモーション(百度、Weibo、WeChat、小紅書(RED)、抖音(Douyin)、KOLなど) など
これにより企業は、各領域における準備工数を下げたうえで自社で中国EC展開ができ、自社で販売管理を行いつつ、顧客データの分析、さらなる販売促進にも力を入れることが可能になります。
Weコマース実施のメリット
Weコマースを実施すると、企業にとって、集客面、受け皿構築面、CRM面の3つからメリットがあります。
■集客面
•WeChatはMAU11.5億(中国ネットユーザー約9億人)で中国人ユーザーの生活の基盤となっているSNSであり、集客力に長けています
•オンライン、オフラインにて情報拡散による集客が可能(友人同士の口コミ、広告など)となります。
•バイヤーの活用により、初期フェーズから販路開拓が可能となります。
■受け皿構築面
•中国でよく問題視されているサーバーの問題も関与なし、企業公式SPサイトのような構築ができます。
•WeChatミニプログラムを開設することで、アプリのようなUI/UXでモバイルユーザーに高いユーザービリティを与えられます。
•WeChatPaymentもあり、WeChat内で閲覧、購入、決済が一括で完結できるようになります。決済部分を別で検討する必要がなくなります。
■CRM面
•顧客とのチャットでのやり取りや、定期的なコンテンツ配信もでき、ファンの囲い込み・引き上げが可能となります。
•フォロー、購入ユーザーのデータ取得が可能となる為、取得したデータをもとにマーケティングにおける活用ができ、戦略立てに役立ちます。
中国では企業のプロモーションにおいてWeChatミニプログラムはすでに必要不可欠なツールとなっており、またWeChat運用もユーザーとのコミュニケーションを行うのに重要な役割を果たしています。
これまでに培ったWeb広告代理店としてのノウハウ、中国大手媒体とのリレーション、中国プロモーションの取組実績を活かし、越境EC展開のみならず、訪日インバウンドとの両面から、企業様の中国市場獲得に向けた支援を行ってまいります。
中国越境ECサポートについて、お気軽にお問い合わせくださいませ。
【参考記事】

chen

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