10月1日から始まった中国の建国記念日。大型連休を使って海外旅行をした中国人が非常に多くいます。
中国では、2018年の国慶節に出国する旅行者が過去最高の700万人に達すると予想されており、特に日本は渡航先ランキングで人気第1位となっております。
日本を訪れた中国人旅行客は駅の構内やデパートなど至る場所で、中国語で書かれた「慶祝国慶」という国慶節をお祝いする文字を目にし、「まるで中国に帰国したかのような感覚になった」と驚きを示すと紹介しており、SNSでも拡散されて大きな話題となっております。
中国大手検索エンジン「360」が行った国慶節期間中の消費に関してアンケートを実施ており、国慶節期間中の消費者傾向を発表しております。
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モバイル決済規模は去年を大幅に増えています
アンケートによると、2018年国慶節期間中に、旅行に出かけたユーザが30%を超えており、帰省するユーザ6.29%をはるかに上回っております。これによってモバイルでの支払いが伸びており、大阪道頓堀周辺でのモバイル決済は去年同時期の70倍以上にもなっています。
アンケートによると、国慶節期間中での旅行消費は一人あたり2,000~5,000元(約30,000円~8,0000円)が最も多くなっています。約16%のユーザは10000元(約16万円)を超えています。男性よりも女性の消費金額が高くなっています。
若者はお金が無くでも旅行には出かける!?
お金が足りないでも旅行に出かけますか?という質問に対し、約半数は「おでかけしない」と答えた一方、4割以上のユーザはクレジットカードやローンを使ってても旅行に出かけたいと答えています。
特に20代の方は収入は低いにもかかわらず、一旦使って、帰国したら考えるという意見が非常に多いです。若い時期に海外に出かけることで、思い切り遊び、買い物して、視野を広げていきたいと考えている方が多いです。
直近では旅行複数回支払い等が多く誕生したことで、若者の利用増加につながっています。
中国大手旅行サイトでも「頭金0」等のプランを多く売り出しており、人気を集めています。今後若年層の海外における消費傾向を見ていくことが日本での消費にもつながるので、非常に大事になっていきます。
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chen

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