中華圏ファッション通販まとめ

レポート

中華圏におけるファッション通販市場および各大手サイトのご紹介

2017年、中国・香港・台湾、いわゆる中華圏からの訪日旅行者は約1,413万人で、訪日外国人旅行者全体約半分を占めております。
日本の観光やグルメなどにはもちろん興味を示しておりますが、日本のファッション文化に関心を寄せている人も少なくありません。それでは、彼らの興味関心・現地ファッション市場はどうなっていますでしょうか。どこが違いますでしょうか。本記事では中華圏「中国・香港・台湾」それぞれの地域でのファッション通販市場の特徴や各地域の人気なファッション通販サイトを通して状況を把握していきましょう。

中華圏ファッション通販市場について

中華圏(中国・香港・台湾)のファッション通販市場

1.中国のファッション通販市場

2000年以降から、中国のEC事業は速い勢いで伸びできており、2013年から伸び率が下がり、2013年は50%以下に下がり、2015年の伸び率は更に下がって40%以下になり、2016年の伸び率は僅か26.2%しかなかったです。しかし、2017年から回復して伸び率も大分上がってきていることが見られます。
❊「CCTV中国EC年度発展レポート」のデータより

伸び率は下がっておりますが、まだ30%近くの伸び率で成長している中国通販業界では2006年以来、各ジャンル特化のサイトも続々と出ており、特にネットショッピングの主力である女性ユーザ向けのファッション通販も少なくありません。

2.香港ファッションECサイト

香港はショッピングのパラダイスと言われ、実店舗の販売が盛んでおります。ネットが発展してきている中、香港のECの成長は鈍化しております。その理由として、オフライン実店舗の発展と倉庫・配達などECのコストが高いことと考えられます。そういう背景の中、香港本土発のECサイトが少なく、Amazon、eBay、Taobaoなどを多く利用されておりますようです。ただ、その中、差別化できるコンテンツECなど特色もあるECサイトも見られます。

3.台湾のファッション通販市場

台湾では一昔前は人気だったYahoo奇摩のオプションサイトなどC2Cのサイトからブランド専門サイトに移転する傾向がみられます。
C2Cの通販市場規模は30-40%の比率で下がっております。その中、「東京著衣」「OB嚴選」など元々C2Cで商品を販売している個人事業者からサイト化にした成功事例も少なくありません。2017年LativやOB厳選の売上高はそれぞれ55億と25億台湾ドルでした。

代表的な中華圏ファッション通販サイト

中国ファッション通販サイト


● 唯品会

中国ファッション通販1

【リリース時期】
2008年

【タイプ】
B2Cサイト

【概要】女性を主要ターゲットとしたブランド割引品サイトであり、洋服、バッグ、アクセサリーやベビー・ママ―用品など幅広い範囲で商品を取り扱っています。ユーザが3億人で2012年ニューヨークで上場した。

【特徴】学生・OLなど若い女性が多く、ドラマ内露出が多い

● 蘑菇街

【リリース時期】
2011年中国ファッション通販サイト

【タイプ】
B2Cサイト

【概要】オシャレな若い女性向け、洋服、靴、バッグ、アクセサリー、コスメなどを販売するアプリです。8,500万人のユーザを有する。

【特徴】ユーザのシェアなとを通じ、情報を拡散している。

● 美啦

【リリース時期】
2013年

【タイプ】C2Cサイト

【概要】女性をメインターゲットとし、コスメを切り口として、美の情報を届けるとお同時、ECサイトの機能を備えている。2015年にはユーザ数が1.5憶を超えている。

【特徴】学生・OLなど若い女性が多く、コスメ化粧情報多数掲載。

 

香港ファッション通販サイト


● myDress

 

【リリース時期】
2007年

【タイプ】SPA方式B2Cサイト

【概要】2007年に創業しSPA方式を取り入れたブランド。OLをメインターゲットにしている。

【特徴】韓国のファッションをメインに取り扱っており、30-35歳をターゲットに、中~高商品をメインにしている。Line、RTBやYahooなどネットプロモーションを活用している。

 ● Hypebeast

【リリース時期】
2012年

【タイプ】BtoC(コンテンツ型ECサイト)

【概要】十数年前からファッションBlogから発展してきたファッションECサイトで、2016年のデータによると、月間UV数が800万に達し、延べ閲覧数が4690万です。2016年にも香港で上場した。

【特徴】創業当初は男性ファッションがメインでしたが、拡大してきている中、女性、音楽関連にも展開している。ターゲットは18-30歳の若者が多い。

台湾ファッション通販サイト


● LATIV

【リリース時期】
2007年

【タイプ】
SPA方式B2Cサイト

【概要】
2007年に創業しSPA方式を取り入れたブランド

【特徴】
台湾でもっとも認知度があるブランドの1つ。
商品構成や広告の打ち方が近いところでユニクロの台湾版と言われている。非常にリーズナブルな商品構成でシンプルな商品が多い。

● OB嚴選

小猪短租(Xiaozhu.com)

【リリース時期】
2004年

【タイプ】
C2Cサイト

【概要】
OrangebearというブランドでYahoo拍賣からスタートしており、台湾WEBブランドとしては老舗のブランド

【特徴】
サイズが6サイズ展開(S〜3L)されており、またカラバリも非常に豊富に取り揃えている。商品単価もお手頃で非常に安い。路面店や海外展開なども急速に進めている。

 

● Yahoo!奇摩購物中心

【リリース時期】
2012年

【タイプ】
BtoC(コンテンツ型ECサイト)

【概要】
十数年前からファッションBlogから発展してきたYahooが運営しているファッションサイト。ファッション以外にもさまざまなカテゴリーの商品が購入可能。

 

各サイトにはそれぞれの特徴があり、各企業は狙っているターゲティングに合わせて最適なサイトによるプロモーションを選別していく必要があります。

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sai

日本語同時通訳専攻の在日中国人マーケター。 日本語・中国語言語能力を活かし、インバウンド事業を4年間携わってきており、約100社企業様にインバウンドプロモーションのプランニング支援。

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